シチュー(英:stew)は、野菜や肉、魚介類を出汁やソースで煮込んだ料理のことである。
スープとの相違 [編集]
シチューとスープの線引きは明白ではないが、基本的に素材が大きめに切られ、前菜ではなく、メインディッシュとして食べられるものをシチューと呼ぶ。しかし、これに当てはまらない例も多くある。多くは日本へ初めて紹介された時の名称が、そのまま用いられている。
また、英語では煮込むことを stewing と呼ぶ。
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種類
日本で一般的にシチューと呼ぶ場合は、以下の二つを指すことが多い。いずれも小麦粉を炒めて作るルーが添加されたシチューの素を使うのが一般的である。本来、シチューはスープのようにパンと組み合わせて食べるのが一般的である。日本ではカレーライスやハヤシライスのようにご飯にかける人もいるが、一般的にはけんちん汁やすいとんのような、豪華なスープ、洋風版という位置づけである。海外では、米食が一般的な地域でもご飯にかけて食べるという光景はほとんど見られない(ただし、ピラフ状にもしくは塩や油脂を入れて炊いた米飯を付け合わせとして盛られる事はある)。
ビーフシチュー [編集]
赤ワインやトマトをベースに牛肉、ジャガイモ、人参、タマネギなどを香味野菜を加えて煮込む。日本では、明治初期には既に洋食レストランのメニューに取り入れられていた。この影響もあり、小麦粉とバターを炒めて作るブラウンルーを用いることが定番となっている。従って、ブラウンルーの対となるホワイトルーを用いて作るビーフシチューは、極めて稀な存在であるといえる。作り方は牛肉とタマネギ、ニンジンなどの野菜をブイヨンで長時間煮込み、塩、胡椒、トマトピューレ、ドミグラスソースなどで調味する。肉の部位は脛肉やバラ肉が多いが、牛タンを煮込んだ「タンシチュー」も人気が高い。
東郷平八郎が、ヨーロッパで味わったビーフシチューを作るよう部下に命じて出来たものが肉じゃがである、という説もある[1]。
クリームシチュー [編集]
牛乳や生クリームをベースに肉(鶏肉が多い)、ジャガイモ、人参、タマネギなどを加えて煮込む。好みでマッシュルームやキャベツ、コーン、ブロッコリー、グリーンピースなどを入れる。
その他 [編集]
世界にはこれ以外に様々なシチューがあり、代表的なものは次の通りである。日本ではスープとして知られているものも含んでいる。
キャセロール
アイリッシュシチュー
ブイヤベース
ボルシチ
長崎県の郷土料理、ヒカドはシチューから変形したものという説がある。